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2006年04月25日

趣味と習慣と会話

定休日はお店のことまったく関係ないお話をお送りします

 今日、とある友人と久しぶりにメールのやりとりをしました。彼のサイトで自分に「趣味がない」ということと、結論として「仕事が趣味」とした書き込みを受けてのことでした。
 僕自身の生活でも「趣味」というものの時間をしっかりとれているわけではないので、以前は同じ様な回答をしていたんですが、ここ最近は変えています。それにはある気づきがあったからなんです。
 考えてみてください、自分が相手に趣味を尋ねる状況ってどんなことを考えていますか?はっきりいって話題がなくて、会話の糸口を手探りしているところなんですよね。つまりそこで「趣味がないです」「趣味は仕事」なんて本音で答えてしまうと、これは相手を困らせているんです。それに気付いてから、僕はなるべく具体的に答えることにしています。
 ようは生活を見直して、習慣を「趣味」と結びつけてしまえばいいんです。私の場合は、いまでこそ仕事の勉強が多くなったので「読書」と答えるようにしていますが、かつては「外食・食べ歩き」と回答していました。家庭環境や飲食業の都合から、私にとって外食は「必要な習慣」のひとつです。趣味として特別な気持ちで楽しんだことなど以前までなかったのですが、それを意識的に「趣味」と言い換えると会話がぐっと豊かになったものでした。
 件の友人は、例えば街を歩き回ることの多い仕事に就いています。彼は毎日、いろんなものを見ているんですね。人や建物、車、雨風に、季節の移ろい・・そして、彼はそれを仕事に活かしている人間です(はずです)。ですから発想を転換して、それに趣味性を見いだせばよいんです。たぶん会話が暖かく優しくなります。自分にとってはただの習慣でも、視点を変えて自分自身で楽しみとし、それを人に生き生きと伝えられたらこんなおいしいことはないですよね。

 ところで最近、私は会う人ほぼ全員に「太ったね」といわれます。ほんとはスポーツを趣味(=習慣)にしたいところです・・・

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